野田内閣発足も適材?
野田内閣が組閣され菅職務執行内閣の役目も終わり。
なんだかんだと小泉政権以来一番長生きした内閣となりました。
それだって2年足らずですし、あれだけマスゴミさんがあまあま
だったことに加え、震災のおかげで命拾いするという国民に
とっては不幸な期間となったわけです。
野田内閣はこれよりましにはなって欲しいのですが・・・
蓋を開けると、党内閥のバランスはとったものの、大丈夫なのかな
という人材が何人かいる布陣となりました。
外務大臣、財務大臣に玄葉、安住両氏という若い二人。
外務大臣玄葉光一郎氏は47歳で、これは新憲法下では最年少の
就任だったはず。
財務大臣安住淳氏は49歳。
こちらは44歳で大蔵大臣になった田中角榮以来、2番目の若さ。
政治家の年齢というのはとかく気にされ、歳がいってるとすぐに
批判の的になるものですが、若ければいいというものでもないでしょう。
家の重要な部分を見習い大工に任せるようなことにならなければ
よいのですが・・・
目に付いた問題議員はまだいます。
法務大臣の平岡氏に国家公安委員会委員長兼消費者問題担当の
山岡氏ですかね。
前者はテレビで子供を殺された親を前に「加害者を殺せば気が
済むのか」「加害者にも事情があってそうなった」(大体こんな感じ)と
いう無神経極まりない言葉を吐いたことから、どうせ法務大臣として
機能しないのはわかってる人材ですし、後者は消費者問題を担当
しながらマルチ商法の擁護者をしているような人間。
これに国家公安委員会のトップにつけというのですから、わけが
わからないよ・・・と言いたくなります。
もう一人上げるとすれば経産相の鉢呂氏でしょうかね。
財務大臣が若く素人に見える人材なのに加え、社会党出身で経済に
通じているとも思えない鉢呂氏を経産相につけるとは、日本の経済を
軽んじているようにみえます。
失礼ながら軽量級の二人で、総理がやり易い様にとの意図と
考えられなくもありませんが、どうせなら野田首相が兼任財務大臣を
やるくらいの気概を見せてもよかったのではと思います。
過去に兼任大蔵大臣や兼任外務大臣の例がなかったわけじゃ
ありませんからね。
ただ、人並み外れた指令能力と体力が要求されますが・・・
さて、この内閣はどれくらいもつでしょうか。
仕事が出来るようなら支持すればいいですし、駄目そうだったら
とっとと潰しましょう。
それが国民のためであります。
追記-
財務大臣の安住氏は悪いですけど、戦後ところか歴代最軽量の
大蔵・財務大臣に思えます。
ちょっと口が軽いところもありますし、心配ですねぇ・・・



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