皇帝が去った後の三冠馬。
日本競馬史上7頭目のクラシック三冠馬が誕生しました。
オルフェーヴル号です。
2005年のディープインパクト以来ですから、6年ぶりになりますかね。
おめでとうといいたいところですけれども、2点ほど不満な所が
無くもありません。
三冠の前には些細なことなので、揚げ足取りといわれるかも
しれませんが、やはり気になるので。
まずは一つ目。
過去のレースにおいて、10着という着順があること。
これは三冠馬で史上初めてのことです。
1400mのレースだったので距離不適の可能性もありますが、
今までのワーストがナリタブライアンの1200m戦での6着でしたので
それを悪い形で更新してしまったわけ。
この分、これからさらに大レースを制してこの大敗を払拭しなくては。
二つ目は震災の影響があり仕方ないことではあったのですが、
皐月賞と東京優駿が同じ東京競馬場で行なわれたこと。
三場異距離をどうこなすかという点がポイントの三冠レース。
評価に少々マイナスでしょうか。
ただし、シンザンの皐月賞、東京優駿も同じ東京でしたから、
シンザンと同様に有馬記念でも勝って、中山でも問題なかったよ
というところを見せて欲しいですね。
このオルフェーヴル、皇帝シンボリルドルフの亡くなった年に
三冠馬となったわけですが、父親ステイゴールドの母親が
これまた先ごろ亡くなったサッカーボーイの全妹(父親も同じ)。
なにやらレースのサインが出ていたというくらい出来すぎた話
ですが、何かの縁なのでしょう。
母の父、メジロマックイーンゆかりの、メジロ牧場も閉鎖された
年になってしまいましたしね。
(マックイーン自身は吉田堅牧場の出身)
多くの名馬のファンの交わる場所に生まれた三冠馬。
これからのレースも期待しています。
追記-
ステイゴールドの名前を一度も出していなかった件w
父親が苦労人だった分、良い子が出たってことにしておきましょうw



Recent Comments